認知症は、治る　大発見

今日ためしてガッテンで、やってました。

一度発症すると治療が難しい認知症

認知症を起こす病気にはいくつもの種類があり、

その中には劇的に症状が改善する可能性があるのです。

認知症の多くは、

アルツハイマー型認知症と脳血管性認知症です。

今日は、家族が認知症かなと感じた時に役立つように分かりやすく

説明していこうと考えています。

認知症とは、後天的な脳の器質的障害により、いったん正常に

発達した知能が低下した状態をいいます。

先天的に脳の器質的障害があり、運動の障害や知能発達面での

障害などが現れる状態は、知的障害、先天的に認知の障害がある

場合は認知障害といいます。

日本の患者数は、約２５０万人もいると言われています。

基本的には、早期発見で、治ると言われていますが、治る認知症と

治らない認知症が、あるそうです。

認知症は、さまざまな病気によっておこります。

アルツハイマー型認知症や脳血管性認知症以外にも、

脳腫瘍やビタミン不足などによる身体の

病気でおこることもあります。

原因となる病気を適切に治療すれば認知症の症状が治る、

あるいは症状を軽くすることができる認知症もありますが、

このような認知症を早く見つけ、適切な治療を行うことが

大切なんです。ちなみに、認知症の患者全体の約1割が

治療可能な認知症といわれているそうです。

原因がアルツハイマー型認知症だった場合には、

早期発見で、薬で、1年程度進行を

遅らせることが出来るそうです。

でも、決して治るわけでは、ありません。

アルツハイマー型認知症とは認知症をきたす疾患の中で

一番多い疾患です。 その原因は不明ですが、脳内でさまざまな

変化がおこり、脳の神経細胞が急激に減ってしまい、脳が

小さくなって高度の知能低下や人格の崩壊がおこる認知症です。

初期の症状は、徐々に始まり、ゆっくり進行するもの忘れが

特徴です。古い記憶はよく保たれますが、最近の出来事を

覚えることができません。そのため同じことを何度も何度も

聞きかえしたり、置き忘れが多くなります。

脳血管性認知症とは脳の血管が詰まったり破れたりすることに

よって、その部分の脳の働きが悪くなり、そのため認知症に

なることがあります。脳血管性認知症は、脳のなかに大きな

梗塞がある場合や小さな梗塞がたくさんある場合、脳全体の

血流が低下している場合など様々な原因で発症します。

脳卒中発作後に、突然、症状が現れたり、段階上に進行、

悪化したりすることがしばしばみられます。

記憶障害がひどくても人格や判断力は保たれていることが

多いのが特徴です。

また、動脈硬化の危険因子を持っている

ことが多いことも特徴で、歩行障害、手足の麻痺、

ろれつが回りにくい、転びやすい、尿失禁、抑うつ、

感情をコントロールできず、ちょっとしたことで泣いたり、

怒ったりするなどの症状が早期からみられます。

認知症では、患者さんの症状にあわせてケアしていくことも

治療の大切な要素なんです。

ケアには、精神的なケアと生活上のケアがあります。

患者さんの状況により、ケアはそれぞれ違うんです。

心理療法として、音楽を聞かせたり、自分の人生を回想させ

自己認識を回復させたり、動物と触れ合いさせたりする

施設もあるそうです。介護も治療のひとつです。

認知症の記憶障害は非常に強いので、不可解な行動をとる

ことがあるかもしれません。しかし、一方的に認知症の方を

責めるのではなく、認知症の方の身になって考え、

対応することが何よりも大切です。

介護者の対応によって認知症の症状は良くなるのです。

また、マッサージで認知症の症状が改善するのも聞いた事が、

あります。認知症改善マッサージの方法はただ、撫でるだけ

ただし、撫でるスピードにコツがあります。

１秒間に５㎝の早さでゆっくりと動かす。

実はこのスピードで触ったときに人は最も気持ちよく

感じると、様々な研究でわかっているそうです。

気持ちいいと感じることで、不安や怒などが減るので、

その結果、暴言や徘徊などの認知症の周辺症状が減ると

考えられてるそうです。

それでは、長い説明も終わりましたので、本題に入りたいと、

思います。始めに説明したためしてガッテンで、やっていた

治る認知症の事なのですが、アルツハイマー型認知症の

事なんです。実は、なんと３０万人以上もの人が、この中で、

特発性正常圧水頭症というまったく別の病気が原因で認知症

になっているそうです。特発性正常圧水頭症は、

アルツハイマーとは違い、実は治療によって症状が劇的に

改善する可能性があるというのです。

特発性正常圧水頭症の見分け方としては、

歩き方に特徴が、あって、

足の幅が広い（肩幅くらい）、

小刻みに歩く、

がに股、

一歩目が出にくい、

狭い通路や障害物があると

歩幅が小刻みになる

などが、特徴で、そのほかに、

認知障害　尿失禁などが、あるそうです。

頭蓋骨の中は、

脳脊髄液という液体で脳室が満たされていて、

特発性正常圧水頭症だったら、何らかの理由で

この脳脊髄液が多くなってしまい、周囲の脳を圧迫し

認知障害などの様々な症状が現れているそうです。

治療は神経内科・脳神経外科で行い、脊髄から髄液を

抜く手術で、簡単に完治するそうです。

これは、大発見なのです。

そうです、今まで治らないと言われてた認知症が、

治るんです。もし、歩き方が上記のような特徴をしている

認知症の家族の方がいらっしゃるので、あれば早く病院で、

手術をおすすめします。

認知症には、介護が必要です。一番のポイントは、

認知症という病気を持って生きる人の思いを知ることです。

日々暮らしている人の気持ちを周囲が理解することが

とても重要なんです。少しぐらいもの忘れがあっても、

お互いに支え合えば安心して暮らしていくことができると

実感できるような雰囲気づくり、環境づくりが、

大事な事では、ないでしょうか

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