1月10日といえば、十日えびすです。えびすというといろいろな漢字があります。

夷、戎、胡、蛭子、恵比須、恵比寿、恵美須どれも、えびすと読みます。

えびすさんと言えば七福神のひとりですよね。。

狩衣姿で、右手に釣り竿を持ち、左脇に鯛を抱える姿が一般的です。

もちろん、竿と鯛なので、漁業の神様だということは、わかります。。

しかし、昔。。今じゃ捕獲禁止のクジラも漁業の神様と言われてたそうです。

これは、初耳です。。

どういうことかと、いいますと、クジラがえびす様、えびす様がクジラだったそうで
す。
要するに、かぶってたみたいです。漁村では現在でも漁業神として祀っている地域も
多数あるそうですよ。

理由は、クジラがそれらの生物は餌となる小魚群やプランクトン群を追うところに、

カツオなどの魚が、同じ餌を追ってついてまわりくじらが現れると、

漁獲魚も一緒に出現する相関関係があるため、クジラが豊漁をもたらしてくれると

いうことから、漁業神と言われるようになったとか？

じゃーえびす神は、一体だれなんでしょう？？なぜ、クジラじゃないんでしょうか？

今のえびす神は、ヒルコ神系と事代主神系がありどちらの神様もえびす神と、言う

らしく、そのうちのヒルコ神は、記紀神話に登場する蛭子命（えびすのみこと）だそ
うです。

古事記神話のイザナミとイザナギが国産みをした際、はじめに生まれたのが
この蛭子命（ヒルコ）です。

ところが、この蛭子命は両手足、目鼻などがない不具の子として生まれます。
蛭子命は船に乗せられて流されてしまいます。

昔から、漁民の間では海獣の死体などの漂流物を「えびす神」と呼ぶ風習がありました。
七福神のえびす神も、海の神であり、この（えびす神）に由来しているそうです。

エビスは「夷」「戎」「胡」等の字が当てられますが、これらはすべて外来の異民族を表す漢字です。
元は、海からやってきた異民族を表す言葉だったようです。

そこで、流れ着いた蛭子命を（えびす）と呼んだため今のえびす神になったそうです。
ヒルコへの哀れとの感情が再生の神話をつむいだとも考えられます。

もう一人の事代主神（ことしろぬしのかみ）のほうは、

大国主神と神屋楯比売神（かむやたてひめ）の間の子供だそうです。

かむやたてひめは、今の宗像大社の辺都宮の神・田寸津姫の異名かもという説も

あり、私は、宗像出身なんでびっくりです。宗像大社は、3人の女の神様で、

辺都宮、宮津宮（大島）、沖都宮（沖の島）と３人いてこの内一番の美貌だったん

でしょうね。宗像市は美人が多いから？？？ちなみに、魚釣りで、行ったこと

ありますけど、沖の島は女人禁止です。男性も1年中海水で、行水をしないと

入れないんですよ。。もし、女性が、入るとたたられるとか？？？こわぁ！！

えびす神社は全国に点在し、事代主神系で福岡県では、福岡市博多区の

十日恵比須神社、北九州市若松の、若松恵比須神社、飯塚市の恵比須神社などが

あります。私の知ってる神社はこれぐらいかな？若松恵比須神社に2回ほど。。

まだまだ。書きたいこと山ほどありますけど、今日の能書きは、これで終了です。

それでは、☆GOODNIGHT☆(；д；）( ´・ω・｀)ﾉ~ﾊﾞｲﾊﾞｲ＞＞＞＞＞＞

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